信州の山を守る。

■花粉症の原因である杉林

スギ花粉アレルギー患者は年々増加の一途をたどり、いまや国民の5人に1人が発症していると言われています。これは、戦後の経済成長で建築資材の供給のため植林された杉が、海外から輸入される安価な木材に押されて需要を失い、放置されたままおかれたことによるものです。人工的に必要以上に植えられたものの、管理が行き届かず荒れてしまった林の杉は息苦しくなり、生殖の危機を感じて必要以上の花粉を飛ばす、という構造なのです。また、密集した暗い常葉樹林は下草もまばらで、哺乳類をはじめ生き物の気配も命の芽生えも感じられない森林になってしまいます。

密集したまま放置された森林
密集したまま放置された森林

間伐・枝打ちによって健康を取り戻した森林
間伐・枝打ちによって健康を保つ森林

■カギは健康的な山

これらの問題を解決する有効な手段は、人間が手を入れて山の健康を取り戻すことにあります。杉の林は人間が人工的に作り出したものであるため、枝打ちや間伐などで人間が管理をしてあげなければ健康な山に戻ることはできません。適度な伐採をすることによって森は光を足元まで招き入れ、次の命を育むことができるようになります。

■林業活性化が課題

ただ、現在では輸入材によって国内の木材価格が低落し、採算が取れないという理由で林業自体が衰退しています。間伐や枝打ちは人の手が必要で、人手にはコストがかかります。ですから山林業を盛り返すために、間伐した杉材の需要を高めることが何よりも重要になります。私たちにできることは、身近にある森林や山の健康を守っていこうという自覚を持ち、積極的に信州産の間伐杉材を使おうと意識することです。

★杉はその花粉がアレルギーを引きおこしますが、杉の木材自体にはまったくアレルギー性の物質は含まれていません。安心してふんだんにお使いいただけます。

■信州の山を守るために

「校倉の家」は壁材に信州産の杉板を100%使っています。安さや効率だけを求めるのでなく、私たちの暮らす信州の山を守り環境を守ることに大きく貢献できる家であると自負しております。長野県では、県産の木材を基準値以上に使用した木造住宅に対し、助成するサービスをはじめました。「校倉の家」は、もちろん助成金の対象になります。

信州ふるさとの住まい助成金

信州産材を使った住宅建築において、県から助成金が出ます!

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